米国:政府内情報共有の取り組みを見直しも-ウィキリークスの暴露で

米政府はテロリストなどの脅威に 関する情報を政府内部で共有する取り組みを後退させつつある。内部 告発サイト「ウィキリークス」創設者のジュリアン・アサンジ氏が掲 げる、政府をより開かれたものにするとした目標に逆行する結果を招 いている。

ウィキリークスが7月以降、アフガニスタン戦争に関する機密文 書や米大使館の外交公電を公開してきたことを受け、国防総省と国務 省は情報へのアクセスを狭め始めている。ルー行政管理予算局(OM B)局長はすべての機関に機密データのセキュリティーを見直すよう 指示した。

2001年9月の米同時多発テロに関する調査委員会は、国防総省ビ ルなどへのテロ攻撃を防げなかった理由の一つとして、省庁間の重要 情報の共有不足を報告書で挙げていた。

ギブズ大統領報道官は1日、CNN放送の番組で「同時多発テロ の後、情報共有が十分でなかったことが判明した」と指摘した上で、 「今は共有の必要性と知る必要性のバランスを取らなければならない ことを理解している」と述べた。

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