スペインがきょう国債入札、利回り急上昇で投資マインド測る試金石に

スペインは2日、同国の10年 物国債利回りがアイルランド支援決定後に10年ぶりの高水準に達し てから初めて国債入札を実施する予定で、投資家のセンチメントを 測る試金石となりそうだ。

スペインは3年債を17億5000万ユーロ(約1900億円)-27 億5000万ユーロ発行する計画。既発の3年債の利回りは4.06%と、 同年限のドイツ国債の4倍近い水準。サルガド財務相は26日、スペ インの借り入れコストの急上昇や年内の必要資金を十分に確保して いることを踏まえ、入札規模は前回の最大40億ユーロを下回るとの 見通しを示していた。

ガートモア・インベストメント・マネジメントのクレジット責 任者、ジョン・アンダーソン氏は「スペインは来年の早い時期に借 り換えの必要性が高まるだけに、投資家のセンチメントが十分に前 向きであることは非常に重要だ」と指摘。今回の入札は「投資家の センチメントを測る」ものになると述べた。

スペインの10年債利回りはドイツ国債に対する上乗せ幅(スプ レッド)が11月30日にユーロ導入後で最大を記録した。

財務省によると、スペインの来年償還予定の国債は約450億ユ ーロで、2010年の320億ユーロを上回る。最初の償還は4月の155 億ユーロ。JPモルガン・チェースのロンドン在勤ストラテジスト、 ニコラス・パニガーゾグロー氏は、「スペインに対する圧力は来年 高まる可能性が高く、3-4月に借り換えのピークを迎える」と指 摘した。

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