ポイント株が反落、11月の既存店販売は4.7%減-先行投資負担も重い

衣料品専門店を展開するポイント の株価が一時、前日比2%安の3640円と反落。11月の既存店売上高が 前年同月比4.7%減と、4カ月連続で前年実績を割り込んだため、事業 構造改革の効果が出るまでに時間がかかるとみられた。

ポイントが1日の取引終了後に公表した月次売上高情報によると、 11月の既存店来店客数は同9.8%減った。客単価は5.6%上昇した。月 前半は秋冬物が順調に推移したが、半ば以降は商品の動きが鈍かった。

独立系調査会社ティー・アイ・ダヴリュの西村尚純シニアアナリス トはこの日の株価下落について、「百貨店が健闘するなかで、11月の 既存店売上高が前年同月を割り込み、嫌気されたのだろう」と話した。

ポイントは国内アパレル市場の飽和などを受け、事業モデルの再構 築に取り組んでいる。西村氏によると、同社はグローバルSPA(製造 小売業)に脱皮することを目指しており、調達体制の変更や人材採用手 法の改定を進めている。「先行投資負担が大きく、その効果の見極めが つかない現況では、同社株を買いにくい状況が続く」と西村氏は指摘、 同社株の投資判断を「中立」としている。

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