英中銀のデール氏:英予算削減で景気回復損なわれる可能性低い

イングランド銀行(英中央銀行) チーフエコノミストのスペンサー・デール氏は、英政府の予算削減で 景気回復が損なわれることはなく、中銀のインフレ抑制に向けた断固 たる姿勢に変わりはないと述べた。

デール氏は1日遅くに内容が公表された講演の中で、「歳出削減の 直接の影響」で「景気回復が妨げられることはないだろう」と指摘。 歳出削減は「間違いなく経済成長を抑制する」ものの「金融政策によ る十分な景気刺激とポンド安が景気回復の継続を確実にするだろう」 と語った。

イングランド銀は先月の会合で政策金利を過去最低の0.5%に据 え置いた。インフレ率が政府目標の上限である3%を上回って推移す る中、政策判断は3つに分かれた。

デール氏は「金融政策の現在の焦点は、国内の余剰生産能力が徐々 に縮小するよう景気回復の支援に必要な刺激策を講じることだ」と言 明。それは中銀のインフレ目標である2%を中期的に達成するために 非常に重要だと説明した。

さらに、「金融政策委員会(MPC)はインフレ目標達成について、 従来と変わらず断固たる決意を持っている」とした上で、「インフレが 引き続き目標を上回る状況で引き締めを行わない理由を説明する責任 はわれわれにある」と述べた。

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