短期市場:翌日物0.09%近辺、税揚げの資金需要あっても取引は安定

短期金融市場の無担保コール翌日 物は誘導目標「0-0.1%」に対して、0.09%近辺で取引されている。 法人税の国庫納付(税揚げ)に伴う大幅な資金不足日にあたって一定の 資金調達需要が見込まれるものの、日本銀行が資金供給オペで大方の不 足を埋めているため、朝方には落ち着いた取引が続いている。

短資会社によると、地方銀行が0.09%で調達を開始したが、その 後は出合いがなく薄商いとなっている。1日の翌日物の加重平均金利は 前日比0.3ベーシスポイント(bp)低下の0.087%だった。

レポ(現金担保付き債券貸借)金利は今週に入って安定を取り戻 し、実質的な下限となる0.10-0.105%程度で推移するなど、日銀の 潤沢な資金供給を背景に足元金利の余剰感も出ている。

前日にはレポ金利の低下が続いた。日銀が1日にまとめた東京レ ポ・レートは、2営業日後に始まる翌日物が0.5ベーシスポイント (bp)低い0.105%となり、10月12日以来の低い水準を付けた。前 週末には0.127%まで上昇していた。

日銀は午前9時20分の定例金融調節が見送っており、きょうの当 座預金は6000億円減の18兆4000億円程度、準備預金(除くゆうち ょ銀)は7000億円減の13兆8000億円程度になる見込み。

準備預金の残り必要積立額(1日平均)は4兆1700億円、積み 終了先は7兆7100億円となっている。

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