【個別銘柄】コマツ、日産自、トヨタ、セガサミH、伊藤園、ヤフー

株価変動材料の出た銘柄の終値は 以下の通り。

コマツ(6301):前日比4.6%高の2444円と終値で年初来高値。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では1日付のリポートで、建設 機械のおう盛な需要を受け、大手各社や新規参入の中国企業も増産傾 向を強めている点に言及。部品不足も発生してきているが、コマツは エンジンや油圧部品の多くを内製し、「増産について大きな不安はない」 と評価した。同証では、目標株価を2600円から2900円に引き上げた。

機械株:東証1部33業種の機械株指数は3%高で上昇率1位。個 別ではマキタ(6586)が3.8%高の3115円、オークマ(6103)が3.2% 高の583円など。2日朝に財務省から発表された法人企業統計で、こ とし7-9月期の国内企業の設備投資額が前年同月比で3年半ぶりに プラスとなり、設備投資需要の改善を見込む買いが優勢になった。

日産自動車(7201):3.1%高の825円。11月の米自動車販売は、 ライトトラックの増勢を中心に前年同月比27%増えた。また、3年以 内に中大型車の輸出拠点である九州工場で小型車の組み立てを開始す る、と2日付の日本経済新聞朝刊が報道。アジア製部品の調達拡大な どで製造原価を3割下げるといい、生産効率化期待も広がった。

トヨタ自動車(7203):0.6%安の3290円。米国の雇用関連統計、 地区連銀報告などを好感し輸出関連中心に幅広く上げる中で軟調だっ た。11月の米自動車販売は米国勢、日産自などが前年同月比で増えた が、トヨタは営業日数調整前で3.3%減った。

セガサミーホールディングス(6460):5.6%高の1529円。一時 1587円と2007年11月以来、約3年ぶりの高値を付けた。発行済み株 式総数の5.26%に当たる1400万株、金額で250億円を上限に自社株 買いを行うと1日に発表。取得期間は2日から11年6月30日まで。 また、12月10日には同総数比6%相当の1700万株の自社株を消却す るため、株主還元につながる資本政策が評価された。

アマダ(6113):5.2%高の605円。シティグループ証券は1日付 のリポートで、アマダが11月30日に発表したアイダエンジニアリン グ(6118)との汎用プレス機械の販売・サービス会社の設立について 評価。今回の会社設立で実質同社は主要4事業の中で最弱分野のプレ ス機械の製造から撤退し、販売に専念することになり、「小さいながら もプラス材料」とした。投資判断「買い」と目標株価720円は維持。

半導体関連株:アドバンテスト(6857)が5.4%高の1791円、大 日本スクリーン製造(7735)が2.6%高の556円など。米半導体株の 指標であるフィラデルフィア半導体指数(SOX)が1日の取引で4 月の年初来高値に迫った流れを受けた。11年3月期の設備投資額が前 期比3倍の450億円と3期ぶりに減価償却費を上回る、と2日付日経 新聞朝刊で報じられた東京エレクトロン(8035)も1%高の5320円。

サンケン電気(6707):6.5%高の377円。JPモルガン証券の板 谷雅之アナリストは1日付のリポートで、来期もセクター全体を上回 る増益継続が見込まれる上、「成長期待の大きいパワー半導体のピュア プレイヤーとしての評価が確立すれば、バリュエーション上昇でさら なる上値余地が出てくる」と指摘した。同証では投資判断「オーバー ウエート」、目標株価400円を継続。

スカイマーク(9204):4%高の1043円。日本航空を退職した職 員を対象に、採用活動を開始すると1日に発表。採用予定数は運航乗 務員が約120人、整備士約50人、客室乗務員約100人など。客室乗務 員は、13年末までに最終的に合計300人程度の採用を計画。今後の業 容拡大を見込む買いが優勢だった。

伊藤園(2593):2.3%安の1334円。同社は1日、猛暑効果などを 理由に11年4月期の連結営業利益予想を132億円から前期比21%増 の150億円へ増額修正したが、上期は従来計画の97億円から122億円 へ上振れて着地、下期は実質7億円の減額となったことが嫌気された。

トップカルチャー(7640):5.1%高の370円。原価率改善などの 取り組みが寄与し、10年10月期の連結営業利益は前期比36%増の9 億3900万円と、従来計画の7億7400万円から上振れたもよう、と1 日に発表。収益性の好転を評価する買いが優勢になった。

ハマキョウレックス(9037):2.5%高の2206円。大和証券キャピ タル・マーケッツは1日、「3PL市場拡大を受託チャンスとし、着実 な利益成長が期待される」と評価、投資判断を新規に「2(アウトパ フォーム)」とした。

イビデン(4062):4.6%高の2418円。バークレイズ・キャピタル 証券では1日、スマートフォンなどの最有力メーカー向けにプリント 配線板などで高いシェアを獲得する積極姿勢を打ち出した点を評価、 投資判断を従来の「イコールウエート」から「オーバーウエート」に 引き上げた。目標株価は2620円。

ニッパツ(5991):3.8%高の867円。自動車用シートなど各事業 で業界プレゼンスを高めており、11年3月期は過去最高益を更新する 見込みとし、バークレイズ・キャピタル証券は1日に目標株価を870 円から1020円に引き上げた。投資判断は「オーバーウエート」を継続。

メガネトップ(7541):2.8%安の807円。10年11月度の既存店 売上高は前年同月比4.5%増だったが、10月の伸び率15.6%と比べる と鈍化しており、回復トレンドの持続性を見極める動きが広がった。

ポイント(2685):1.9%安の3645円。10年11月度の既存店売上 高は前年同月比4.7%減だった。上旬に秋冬物の販売が好調に推移し たが、中旬からは商品の動きが鈍化。収益の先行きが警戒された。

昭和電工(4004):1.7%高の179円と続伸。1日午後に発表し、 13年度の売上高計画を1兆円、今後3年の設備投資総額を2200億円 とした新中期計画について、バークレイズ・キャピタル証券の山田幹 也アナリストは2日付の投資家向けメモで、「合理的」と評価した。

ヤフー(4689):2.1%高の3万1300円。同社が米グーグルのエン ジンを再び採用することに関し、公正取引委員会が現時点では独占禁 止法上の問題にならないとし、両社提携を容認する方針を固めたと日 経新聞電子版が2日午後に報道、株価は取引終盤に持ち直した。

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