油・ガス田の新規掘削容認から政策転換、大西洋沖など-米内務長官

サラザール米内務長官はメキシコ 湾東部と大西洋岸沖合の新規油・ガス田掘削を認める方針を転換した。

サラザール長官は1日、記者団との電話会議で、メキシコ湾原油流 出事故について、「最も適切な政策は既存のリース権付与地域に重点を 置き、新規掘削を広げないことだ」と述べた。

オバマ大統領は3月、デラウェア州南部の大西洋岸沖合とメキシコ 湾東部のフロリダ州西海岸沖合125マイル(約201キロメートル)で 掘削を検討すると述べていた。ところが、4月には英BPのマコンド油 井が爆発し、作業員11人が死亡し原油が流出した。

今回の決定で、大西洋とメキシコ湾東部の掘削は少なくとも2017 年まで延期される。

チューダー・ピカリング・ホールトのマネジングディレクター、 デービッド・パーセル氏は1日の電話インタビューで、「マコンド油井 の事故の後、フロリダ州海岸の沖合で掘削することができるとは誰も思 っていなかっただろう。大西洋などは論外だ」と述べた。

米石油協会(API)など業界団体は、今回の決定について雇用 を損ない経済成長を阻害すると非難した。

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