シカゴ小麦:7.2%上昇、7週間で最大の上げ-豪州の降雨で供給懸念

シカゴの小麦相場は過去7週間で 最大の上昇率を示した。世界4位の輸出国であるオーストラリアで過剰 な降雨により穀物の品質が低下し収穫が遅れるとの見方が広がったこと が要因。

豪気象局によると、同国最大の小麦産地ニューサウスウェールズ州 の一部の地域では24時間に50ミリを超える降雨があった。11月30 日までの3カ月間の降雨量は過去最高に達した。豪州東部の小麦取引最 大手、グレインコープによると、収穫は例年より4週間遅れる可能性が ある。

トップ・サード・アグ・マーケティング(シカゴ)のリスク管理ス ペシャリスト、ジム・ヘミンガー氏は「豪州東部では収穫期の間、降雨 が続いており、今後も降雨が続くとの予報が発表されている」と指摘。 「悪天候により品質は低下するだろう。従って、収穫した小麦は飼料用 となる可能性がある」との見方を示した。

シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物2011年3月限は、前日 比49.5セント(7.2%)高の1ブッシェル当たり7.40ドルと、中心 限月としては10月8日以降で最大の上昇率を示した。一時は7.45ド ルと、11月12日以来の高値を付けた。

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