ブラジル株:5日ぶり上昇-中国や米国の製造業活動拡大を好感

1日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が5営業日ぶりに上昇。中国や米国などでの製造業 活動の拡大を好感したほか、欧州政策当局が域内の債務危機収拾に向 けて措置を講じるとの見方が支援材料となった。

金属・原油相場の上昇を受けて、鉄鉱石生産で世界最大手のヴァ ーレとブラジル石油公社(ペトロブラス)が高い。ブラジルの資産家 エイキ・バチスタ氏が経営権を持つ石油会社のOGXペトロリオ・ エ・ガス・パルチシパソンエスは4.5%高と、6月以来最大の上昇。 中南米最大の鉄鋼メーカーのジェルダウも5月以来の大きな上げ。米 民間部門の雇用者数が3年ぶりの大幅な伸びを示したことが手掛かり。 北米は同社にとって2番目に大きな市場。

ボベスパ指数は前日比2.4%高の69345.85と、1週間ぶり大幅 高。同指数構成銘柄のうち値上がりは61銘柄、値下がりは5銘柄。 同指数は11月に、鉄鋼株安と、欧州債務危機が世界の経済成長を鈍 化させるとの懸念の高まりから、月間ベースで8月以来の下落となっ た。通貨レアルは0.6%高の1ドル=1.7049レアル。

欧州中央銀行(ECB)は2日に会合を開くが、ヘッジファンド のMサフラ(サンパウロ)で10億ドルの運用に携わるギリェルメ・ フィゲイレド氏は「ECBは国債買い入れを増やすとの観測から、そ の会合が重要になる」と指摘。また、「中国から欧州まで全般的に生 産活動が好調なのが改善点だ」と述べた。

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