ラッカー総裁:6000億ドルの米国債購入計画、このまま継続には慎重

米リッチモンド連銀のラッカー総 裁は、米経済が力強さを増す中、連邦準備制度理事会(FRB)によ る6000億ドル(約50兆5000億円)規模の米国債購入計画をこの まま推し進めていくことについては、反対の方向に傾きつつあること を明らかにした。

同総裁は1日、ブルームバーグラジオのインタビューで、「個人 的にはこの購入計画を推進していきたいとはあまり思えないが、金融 当局としては経済指標を見守っていくことになる」と述べ、「私は前 回の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、計画は利益よりも リスクの方が大きいと考えた一人だ」と語った。

FRBは先月、6000億ドルの国債を来年6月にかけて購入する 方針を表明。失業率低下とデフレ回避を目指し、刺激策の規模を拡大 した。

ラッカー総裁は「当局が『定期的に見直す』とした声明の文言を 私は極めて重大に受けとめている」とし、「われわれは今後、会合の たびごとに再検討していくことになる」と述べた。

FRBは先月のFOMC後に発表した声明で「国債の購入ペース と資産購入プログラム全体の規模を定期的に見直す」と説明している。

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