NY原油(1日):急反発、米中の経済統計とECB期待で買い

ニューヨーク原油先物相場は 反発。約3週ぶり高値に上昇した。米民間雇用者数と中国の製造 業指数がいずれも予想を上回ったほか、欧州では欧州中央銀行 (ECB)が債務危機の収束措置を図るとの期待が高まった。

米オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)エ ンプロイヤー・サービシズが発表した給与名簿に基づく集計調査 によると11月の民間部門の雇用者数は2007年11月以来の最 大の伸びを記録した。中国物流購買連合会の11月製造業購買担 当者指数(PMI)によると、製造業活動はこの7カ月間の最速 ペースで拡大した。

ゴールドマン・サックス・グループは2012年の平均原油価 格を1バレル=110ドルとし、2011年予想の同100ドルから上 昇するとみていることを明らかにした。これを受けて原油先物は この日の高値をつけた。

オプベスト・ウェルスマネジメントの最高財務責任者(CF O)兼シニアストラテジストのアンドレ・ジュリアン氏は、「世 界経済が動く方向に原油も動く」と指摘。「中国をはじめ、きょう は非常に強い経済統計が出ており、成長加速が示唆された」と述 べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物1月限は 前日比2.64ドル(3.14%)高の1バレル=86.75ドルで終了 した。終値ベースで11月11日以来の高値。

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