英国債:10年債が4営業日ぶり下落、安全需要が後退

英国債相場は下落。株式相場 の上昇に加え、欧州中央銀行(ECB)がソブリン債危機の拡大 阻止に向けて追加措置を講じる可能性があるとの観測から、安全 投資先としての英国債の魅力が後退した。

10年債相場は4営業日ぶりに下落。この日発表された経済 指標では、英国の製造業活動が11月に予想を上回るペースで拡 大したことが示された。欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁 は前日、当局者の金融安定への決意が過小評価されていることを 示唆した。英国株式の指標、FT100種指数は2%強上げ、先月 25日以降で初めてプラスに転じた。

BNPパリバ(ロンドン)の金利ストラテジスト、マテオ・ レゲスタ氏は「リスクテーク意欲が依然としてある」と指摘し、 「英国債相場が前日に高騰したことから、投資家がポジションを 減少させたのは驚きではない」と語った。

ロンドン時間午後4時40分現在、10年債利回りは前日比 13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.36%。 2年債利回りは8bp上昇0.98%。前日は9bp低下し、11月 10日以来の低利回りとなった。同国債(表面利率4.5%、2013 年3月償還)価格は0.19ポイント下げ107.85。

ECBは2日に政策委員会を開く。ブルームバーグのエコノ ミスト調査では、52人全員がECBによる政策金利の過去最低 1%での据え置きを見込んでいる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE