欧州株:3カ月ぶり大幅高、サンタンデール銀が高い-ECB会合控え

欧州株式相場は3カ月ぶり大幅 高となった。8週間ぶり安値を付けた前日から反発した。欧州中央 銀行(ECB)の政策決定会合を2日に控え、当局者が欧州のソブ リン債務危機封じ込めのための追加措置を講じる可能性があるとの 観測が広がった。

鉱山株ではオーストラリアのBHPビリトンと英豪系リオ・テ ィントが大幅高となった。中国の製造業が4カ月連続で拡大したこ とが買いにつながった。スペインのサンタンデール銀行とビルバ オ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)が銀行株の上げを 主導した。欧州債の保証コストが記録的水準から低下したことが好 感された。

一方、フランスの小売り大手、カルフールは7カ月で最大の値 下がり。利益見通しを下方修正したことが売りを誘った。

ストックス欧州600指数は前日比2%高の267.11。9月1 日以降で最大の上げを記録した。欧州連合(EU)主導でアイルラ ンド救済策がまとまったものの、債務危機が拡大しないとの見方に つながらなかったため、同指数は前日まで3営業日続落していた。

ナイト・キャピタル・ヨーロッパ(ロンドン)のディレクター、 イオアン・スミス氏は、「最近の相場下落のきつさを考慮すると、 この日の反発は驚きではない」と述べ、「債券市場の動向が引き続 き注視されている。ECBの次の行動がすべてだ。来年の動向を決 定づけるのに役立つだろう」と語った。

1日の西欧市場では、18カ国すべての主要株価指数が上昇。イ タリアとギリシャでは2%余り上げた。格付け会社スタンダード・ アンド・プアーズ(S&P)がポルトガルの格下げを示唆したもの の、同国のPSI20指数は3%高となった。

BHPビリトンは3.4%高、リオ・ティントは3.1%上げた。 ロンドン金属取引所(LME)では、銅を中心に非鉄金属先物が高 い。

サンタンデール銀は7.2%、BBVAは7.3%それぞれ上昇し た。ギリシャのEFGユーロバンク・エルガシアスは11%の大幅高。

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