米景気に二番底のリスク、失業率は10%に上昇も-国連のリポート

米国ではオバマ政権と議会が追加 の景気対策で合意しなければ、景気が来年に二番底に陥り、失業率は 10%に上昇する可能性がある。国連が指摘した。

国連のチーフエコノミスト、ロブ・ボス氏はインタビューで「強 い不透明感が続きそれが金融市場に波及した場合、また政策当局がし っかりとした措置を講じているとの明確な認識がなくなった場合、景 気は二番底に陥るだろう」と分析。「最悪の事態となる大きなリスク もある。依然として非常に脆弱(ぜいじゃく)な状況だ」と加えた。

国連は1日、世界経済に関する分析を公表。これには5月に示し た成長予想の下方修正も含まれている。景気対策をめぐる協調で国際 的な合意が見られないことから、2011年の世界および米国の成長見通 しを下方修正したと、国連は説明している。

世界経済の成長率は、今年が3.6%で11年は3.1%に減速する と見込んでいる。従来は11年については3.2%と予想していた。

米経済については、今年が2.6%で11年は2.2%と、ともに

0.3ポイントずつ下方修正した。

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