ポルトガル国債入札:借り入れコスト上昇、救済圧力-応札倍率も上昇

ポルトガル政府は1日、入札を 実施し、1年物証券5億ユーロ(約550億円)相当を発行した。次 の救済対象になるとの観測の中で、借り入れコストは上昇した。

ポルトガル債券発行機関IGCPによると、平均落札利回りは

5.281%。前回の11月17日の入札では4.813%だった。応札倍率 は2.5倍と11月の1.8倍を上回り、需要は高まった。IGCPが 11月25日に公表した発行予定額は5億ユーロ。

コメルツ銀行の債券ストラテジスト、デービッド・シュナウツ氏 は1日の電話インタビューで、「利回りは市場が維持不可能とみる水 準だ」として、「最終的にポルトガルを救済要請に追い込む圧力が高 まるだろう」と述べた。

格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は11月 30日に、ポルトガルの信用格付けを引き下げ方向で見直すと発表し た。

この日のポルトガル10年債のドイツ債との利回り格差は405ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)。11月11日には過去最 大の484bpとなっていた。

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