スペイン:宝くじ事業売却、特別失業手当廃止へ-感染食い止めに懸命

スペインは、国営の宝くじ事業 を一部売却するほか、一時措置の特別失業手当を来年廃止する。欧 州ソブリン債危機からの感染を食い止めるため、財政健全化に向け た取り組みを加速させる。

サパテロ首相は1日にスペイン議会で、政府保有の宝くじ事業 の30%を売却する方針を明らかにした。また、国有の空港運営会 社の株式49%を放出する計画の一環として、マドリードとバルセ ロナの空港の運営を民間に委ねる。さらに、月420ユーロ(約4 万6100円)の特別失業手当給付は、予定に沿って来年2月に廃止 する。

アイルランド救済をきっかけにスペインやポルトガルの国債 利回りが大幅上昇したことを受け、スペインは他の周縁国と同一視 されることを避けようとしている。スペインの昨年の財政赤字は対 国内総生産(GDP)比率で11%と、ユーロ圏で3番目の大きさ だった。同国は2011年に6%まで引き下げると公約している。

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