「王冠を捨てた恋」の英元国王が夫人に贈った宝飾品、10億円で落札

英国王エドワード8世が王位を捨て て結婚した女性に贈った宝飾品が30日夜、ロンドンで開かれたオークシ ョンで、総額800万ポンド(約10億4000万円)で落札された。このカ ルティエなどの宝飾品をめぐって収集家らが入札を競い、落札総額は予 想の約2倍に上った。

エドワード8世は1936年、離婚歴のある米国人女性ウォリス・シ ンプソン氏と結婚するため王位を退き、ウィンザー公となった。米サザ ビーズは今回のオークションでシンプソン氏が所蔵していた20点を出 品。英国での交際期間やバハマとフランスで過ごした結婚生活を彩った カルティエなどの宝飾品だ。

オークションにはカルティエの作品11点を含む宝飾品が出品され、 落札総額は最高420万ポンドと予想されていた。これらの中には、ウィ ンザー公の勧めでジャンヌ・トゥーサンが1952年にカルティエのため にデザインしたヒョウの形をしたオニキスとダイヤモンドのブレスレッ トなどが含まれる。

サザビーズの欧州・中東地域宝飾品部門の責任者、デービッド・ベ ネット氏は「これらの品々には20世紀最高のラブストーリーが刻まれ ている」と述べた。

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