資産家デリパスカ氏:露OGK-3の過半取得提案、20億ドルで-関係

ロシアの資産家オレグ・デリパス カ氏が所有する同国電力会社ユーロシブエネルゴは、ニッケル生産最 大手の同国ノリリスク・ニッケルが保有する電力会社OGK-3の株 式を現金20億ドル(約1670億円)で取得する案を提示した。

ユーロシブエネルゴの親会社のアンドレイ・リハチョフ会長は11 月30日付で、ノリリスクのバシリー・チトフ会長とウラジミール・ス トジャルコフスキー最高経営責任者(CEO)宛てに書簡を送り、ノリ リスクが持つOGK-3の株式79%についてユーロシブエネルゴが 取得する用意があると伝えた。ブルームバーグニュースがこの書簡の コピーを入手した。

提案では1株当たり価格には言及していないが、総額から算出す れば、1株1.673ルーブル相当となり、OGK-3の30日終値1.675 ルーブルを下回る。ユーロシブエネルゴの持ち株会社ENプラス・グ ループのスポークスマン、アンドレイ・ペトルシニン氏とノリリスク のスポークスマン、マリア・ウバロワ氏はともにコメントを控えた。

ユーロシブエネルゴによると、OGK-3の株式取得が実現すれ ば、2万7800メガワットの発電能力を持つロシア最大の電力会社にな る。同社は来年初めに香港市場での新規株式公開(IPO)を計画して いる。

ノリリスクの支配権奪取をめぐって、デリパスカ氏が48%を保有 するアルミニウム生産で世界最大手のUCルサールと資産家のウラジ ミール・ポタニン氏が争っている。

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