11月の米人員削減数:8カ月ぶりの高水準-チャレンジャー

米国の雇用主が11月に発表した 人員削減数は4万8711人と、政府機関による雇用削減を背景に8カ 月ぶりの高水準となった。

米人材あっせん会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマ ス(シカゴ)が1日発表したところによると、11月に発表された人 員削減計画の対象は前年同月比で3.3%減と、2009年5月の7.4% 増を最後にマイナスに転じて以来、最小の減少率となった。季節調整 のない前月比では28%増だった。

一部企業は従業員の解雇を減らしているものの、他の企業の間で 高止まりしている失業率を押し下げるほどの採用は見られていない。 財政難で州・地方政府による人員整理に拍車が掛っているが、オバマ 米大統領の設置した財政責任・改革国家委員会が10%の人員削減を 提案したことで連邦レベルでも同様の措置が進められる可能性がある。

ジョン・チャレンジャー最高経営責任者(CEO)は発表文で、 「これまでは州・地方政府に人員整理の対象が集中していたが、来年 はそれが連邦政府の職員にまで拡大し得る」と指摘。「ほかの部門で は今年、雇用削減数の大幅な減少が見られ、現時点で11年に再び削 減数が増加する可能性を示す兆候はほとんどない」と語った。

発表された人員削減規模は、政府・非営利団体の1万761人が 最大で、全業種中トップとなるのは今年7回目。消費者製品メーカー の8748人がこれに続いた。

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