ビタミンDとカルシウムのサプリメント、大半の人は不要-IOM調査

ビタミンDとカルシウムのサプリ メント(栄養補助食品)はほとんどの人にとって不要であり、一部の 人には有害となる可能性がある。米、カナダ両国政府が委託した調査 で明らかになった。

米国医学研究所(IOM)の専門家委員会によると、ビタミンD とカルシウムは骨の健康に重要だが、北米の居住者の大半は栄養強化 食品を取り入れた食生活や日光浴を通じてどちらも十分に摂取してい るという。IOMのウェブサイトに30日、報告書が掲載された。

ペンシルベニア州立大学の栄養学教授で同委員会の委員長を務め るキャサリン・ロス氏は記者会見で、「われわれの結論は一部にとって 驚きかもしれない」と述べた。さらに、「いずれかの栄養素の摂取を増 やせば慢性病の予防になるという確固たる証拠は見つからなかった」 と説明した。

調査では、大半の人が食事を通じて十分なカルシウムを摂取して いるものの、9-18歳の女性はサプリメントの使用が健康にプラスと なることも分かった。一方、閉経後の女性はサプリメントの利用がカ ルシウムの過剰摂取につながり、腎臓結石のリスクが高まる恐れがあ るという。

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