リッチモンド連銀総裁:新たな金融危機、将来起きる可能性

(5段落目以降に発言を追加して更新します)

【記者:Caroline Salas】

11月30日(ブルームバーグ):米リッチモンド連銀のラッカー総 裁は30日、米金融規制改革法(ドッド・フランク法)の下でも新た な金融危機に陥る可能性はなくなっていないとの認識を示した。

ラッカー総裁はニューヨークでのパネル討論会で、「将来、新た な金融危機が起きる可能性はある」と述べた。

同総裁は今年に入って施行された金融規制改革法について、規制 を強化すると同時に、大き過ぎてつぶせない問題を軽減する目的での 「連邦当局の支援に新たな制限や制約」を設けることで、金融システ ムの「問題」への「対処を試みるもの」だと説明した。

また総裁は、金融刺激策がインフレ加速につながるリスクに連邦 準備制度理事会(FRB)は注意を払っていると指摘した。

FRBの政策を批判する人たちは「若干ヒステリー状態になって いる」と言明。「景気回復局面」にはインフレの「上振れリスク」が あるが、米連邦公開市場委員会(FOMC)は「そうしたリスクを間 違いなく認識している」と述べた。

インフレ率については、1.5-2%で「徐々に安定する」と予想 した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE