豪州の7-9月GDP:前期比0.2%増-予想下回る伸び

オーストラリアの7-9月(第3 四半期)の経済成長率は、エコノミスト予想の半分の水準にとどまっ た。建設部門が悪化したほか、通貨高で輸出が過去7年余りで最大の 落ち込みとなったことが響いた。

オーストラリア統計局が1日発表した7-9月の国内総生産(G DP)は前期比0.2%増加。これはマイナス成長となった2008年10 -12月(第4四半期)以来で最悪の実績。ブルームバーグ・ニュース がまとめたエコノミスト21人の予想中央値では同0.4%増が見込まれ ていた。今年4-6月(第2四半期)は、同1.1%増に下方修正され た。

コモンウェルス銀行のエコノミスト、サバンス・セバスチャン氏 (シドニー在勤)は、「消費者と企業は景気回復が勢いを増すまで、現 金を持ち続けている」と指摘。「2けた台の家計貯蓄率と鉱業セクター を除く民間部門の弱い投資が、景気拡大の重しになっている」と分析 した。

7-9月期の輸出は2.4%減と、03年4-6月期以来の大幅な落 ち込みとなり、GDP成長率に対し0.6ポイントのマイナスとなった。 建設は前期比0.9%減少。個人消費は0.6%増え、GDPを0.3ポイン ト押し上げた。

7-9月のGDPは前年同期比では2.7%増加。エコノミスト予 想は3.4%増だった。

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