SECが元デロイトパートナーと妻を提訴-インサイダー取引の疑い

米証券取引委員会(SEC)は、 企業の合併・買収(M&A)に関する機密情報を親族に漏らしたとし てデロイト・タックスの元パートナーとその妻を相手取り提訴した。 親族はその情報で数百万ドルのトレーディング益を得た疑いがもたれ ている。

SECが30日にカリフォルニア州の連邦地裁に提出した訴状に よると、提訴されたアーノルド・マクレラン氏(51)と妻のアナベル・ マクレラン氏は2006年から08年にかけてデロイトの顧客が計画し ていた少なくとも7件の買収の機密情報を親族に伝えたという。親族 は約300万ドルの利益を得たという。

SECによると、デロイトの地域M&Aチームの一つを率いてい たマクレラン氏は義弟に07年のクロノスなどの買収や08年の案件に 関する情報を回した。義弟でロンドンのデリバティブ(金融派生商品) ブローカー、ブルー・インデックスの共同オーナー、ジェームズ・サ ンダース氏は先週、インサイダー取引を行ったとして、2人の同僚と ともに英金融サービス機構(FSA)に訴追されている。

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