短期市場:翌日物0.085-0.09%中心、月末通過や日銀供給で調達減退

短期金融市場の無担保コール翌日 物は誘導目標「0-0.1%」に対して0.085-0.09%中心の取引とな っている。決済資金の需要が高まる月末を通過したほか、当座預金残高 が高水準で推移していることから銀行の調達意欲は強まっていない。

短資会社によると、朝方の取引では地方銀行が0.09%で調達した 後に0.085%での出合いがあった。11月30日の翌日物の加重平均金 利は前日比横ばいの0.09%だった。

あす2日には税揚げを控えて潜在的な調達意欲は強いものの、き のうは日本銀行が当座預金残高を20兆円超に拡大しており、税揚げに よる資金不足日の影響は限定的になるとみられている。

日銀が潤沢に資金供給を行ったことを受けて、レポ(現金担保付 き債券貸借)金利は低下傾向となっている。日銀が前日にまとめた東京 レポ・レートは、2営業日後に始まる翌日物が0.1ベーシスポイント (bp)低い0.11%となった。前週末にかけて強含んだ地合いにやや変 化がうかがえ、きょうも0.10-0.11%程度で推移する見通し。

日銀は午前9時20分の定例金融調節を見送った。この日の当座預 金は1兆2000億円減の19兆円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は 5000億円減の14兆5000億円程度となる見込み。

準備預金の残り必要積立額(1日平均)は4兆3100億円、積み 終了先は8兆3500億円となっている。

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