米ステート・ストリート:1400人削減へ-全従業員の5%

米カストディー(証券管理)銀行 のステート・ストリートは、全従業員の約5%に相当する1400人を削 減すると発表した。事実上のゼロ金利によって利益が圧迫されるなか、 コスト削減を図る。

同行は30日の発表資料で人員削減について、2014年末までに年 間で最大6億2500万ドル(約523億円)を節減する取り組みの一環だ と説明した。今後4年間にわたり、税引き前ベースの再編費用として 最大4億5000万ドルを計上するという。

3月に就任したジョゼフ・フーリー最高経営責任者(CEO)は、 年10-15%の増益率を達成するという長期目標を設定した。過去最低 水準の金利によって投融資で上げる利益が減少するなか、同行は利益 押し上げのため買収を進めてきた。世界で約2万8000人の従業員を抱 える同行は昨年1-3月(第1四半期)に1700人を削減したほか、ボ ーナスを減額し、四半期配当を1株当たり24セントから1セントに引 き下げた。

カストディー銀行は、投資信託や年金基金などの顧客が預ける現 金や証券の投融資で利益を上げるが、こうした利益と顧客に支払う金 額の差額は金利が下がると縮小する。

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