中国人民元:上昇に転じる-製造業拡大で利上げの可能性強まる

中国人民元は1日、対ドルで下落 後、上昇に転じた。国内の製造業活動が11月に7カ月ぶりの速いペー スで拡大し、利上げの可能性を示されたのが手掛かり。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日、人民元の中心レートを1ド ル=6.6786元と、前日より0.04%の元安水準に設定。中国物流購買連 合会が同日発表した11月の製造業購買担当者指数は55.2と、10月の

54.7から上昇し、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト 予想中央値(54.8)を上回った。

クレディ・アグリコルCIBのエコノミスト、ダリウス・コワル ツィク氏は、「人民元は製造業統計の堅調な内容に支えられている。新 規輸出受注の項目には、通貨高が輸出の足かせになっていない様子す ら見受けられた」と指摘した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、元は上海時 間午後5時33分(日本時間同6時33分)現在、前日比0.05%高の1 ドル=6.6634元。一時6.6774元まで下落する場面があった。

ブルームバーグが集計したデータでは、元の1年物ノンデリバラ ブル・フォワード(NDF)は前日比0.5%高の1ドル=6.5185元。 NDFは元が今後1年で2.2%上昇するとの予想を織り込んでいる。

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