米AIGが20億ドルを起債-08年の公的資金受け入れ後初めて

【記者:Sapna Maheshwari、Hugh Son】

11月30日(ブルームバーグ):米保険会社アメリカン・インタ ーナショナル・グループ(AIG)は、社債20億ドル(約1700億 円)の募集を開始した。起債は、2年前に公的資金を受け入れてか ら初めて。

ブルームバーグのデータによると、AIGが起債したのは 2014年1月償還債(表面利率3.65%)5億ドルと、20年12月償還 債(同6.4%)15億ドルの2本。米国債に対する利回り上乗せ幅 (スプレッド)はそれぞれ295ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)、362.5bp。

引き受けを担当したバークレイズ・キャピタルのマネジングデ ィレクター、アン・デーリー氏(ニューヨーク在勤)は、応募状況 は「AIGの社名に対する積もった需要を示すものだ」と指摘した。

AIGの格付けは米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P) で「A-」だが、スプレッドは格付けが同様の企業に比べて大きか った。バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの指数によ ると、「A」格付けの期間1-3年の債券スプレッド平均は120bp、 7-10年は174bp。

AIGは30日に当局に提出した資料で、債券発行で調達した資 金は通常の業務に充てると説明した。

同社の広報担当マーク・ハー氏は電子メールで送付した発表文 で、「われわれは起債に対する市場の反応を嬉しく思う」と述べて いる。

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