米地区連銀報告:景気は10地区で拡大-2地区まちまち

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米連邦準備制度理事会(FR B)が1日発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)によれ ば、米国の景気は大半の地域で拡大した。雇用がやや改善したほ か、製造業も拡大。また小売業は、好調なホリデーショッピング シーズンを予想した。

12地区のうち、ボストンやサンフランシスコを含む5地区 は、経済活動が「若干もしくは緩やかなペース」で拡大したとし、 ニューヨークやシカゴなど別の5地区は「経済活動のペースが幾 分か加速した」と指摘。フィラデルフィアとセントルイスに関し ては、「まちまち」と報告された。

今回のベージュブックでは10地区で前向きな報告がされた。 10月のベージュブックでは、サンフランシスコやシカゴなど8 地区が拡大を指摘。フィラデルフィア地区とリッチモンド地区は 「まちまち」とし、クリーブランド地区は「横ばい」、アトラン タ地区は「依然として低調」と報告していた。

今回の報告は、12地区連銀が11月19日までに実施した聞 き取り調査を基に、クリーブランド連銀のスタッフがまとめた。

雇用、小売り、住宅

ベージュブックでは、「採用活動は大半の地区で幾分か改善 が示された」とした上で、「雇用主は従業員を大幅に増やす前に、 事業拡大の見通しがより明確になるのを待っている状況だ」と付 け加えた。

また8地区は、小売り支出の改善を指摘。ボストン、クリー ブランド、セントルイス、リッチモンドはまちまちと報告した。 さらに、「ホリデーショッピングシーズンの見通しは全般的に前 向きだ」と説明した。

一方、「住宅市場は引き続き沈滞しており、幾つかの地区は この6週間で一段の軟化を報告した」と記された。

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