EU:政府救済受けた全金融機関に業務再編義務付け-計画提出求める

欧州連合(EU)は1日、公的 資金注入や不良資産の受け皿機関(いわゆる「バッドバンク」)へ の移管を通して救済を受けた金融機関すべてに、業務再編計画の策 定を義務付けると発表した。

EUの行政執行機関、欧州委員会は1日に電子メールで配布し た文書で、「資本注入また不良資産引き受けを通して政府支援を受 けている」EU加盟国内の全銀行は「業務再編の計画を提出しなけ ればならない」と規定した。これまでは「経営不振に陥った銀行に 限定されていた」措置だという。

アルムニア欧州委員(競争政策担当)は、今回の措置は危機時 の銀行向け支援を解除する計画の一環であり、市場の正常な機能に 「徐々に戻るための準備だ」と説明した。「緊張再燃によるリスク が残っているため、慎重かつ注意して進める必要がある」と続けた。

欧州委のこの日の発表によると、EU27カ国の銀行は昨年、 融資や保証を通じて約1兆1000億ユーロ (約120兆円)の政府 支援を受けた。欧州委の競争委員会は、大恐慌以来で最悪の金融危 機への対策の一環として、これらの救済措置を承認した。

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