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米JPモルガン、バンカーにiPadを支給へ-加RIMの脅威に

米銀JPモルガン・チェースは投 資銀行部門のバンカーに、新たな携帯端末としてアップル製タブレッ ト型コンピューター「iPad(アイパッド)」を支給する。アップル はカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)がこれまで優位だ ったウォール街で存在感を高めることになる。

ブルームバーグ・ニュースが入手したJPモルガンのマネジング ディレクター2人の電子メールによると、同行はグローバル投資銀行 部門のすべてのアソシエーツに無料でiPadを支給する。従業員は 同部門にとどまる限り2011年5月1日の試験プログラムの終了まで 保有し続ける。マイクロソフト・アウトルックを通じて電子メールや 連絡先リスト、カレンダー、添付書類にアクセスできるほか、機密文 書の修正や注釈付けも可能。顧客向けプレゼンテーションの作成もで きる上に、個人的に利用するアプリケーションのダウンロードも認め られるという。

アップルはタブレット型コンピューター市場で勢いを増しており、 95%の市場シェアを活用し、従来の消費者向けから法人向け市場に進 出している。一方のRIMはアップルを追撃するため、競合製品の「ブ ラックベリー・プレーブック」の準備を進めている。モルガン・スタ ンレーやクレディ・スイス・グループなどの銀行はiPad用アプリ ケーションを発表し、シティグループとバンク・オブ・アメリカ(BO A)は従業員にRIMのブラックベリーの代わりにアップルの携帯電 話「iPhone(アイフォーン)」を使用させることを検討している。

グリーチャーのアナリスト、ブライアン・マーシャル氏は「アッ プルはRIMにとってはっきりと目の前にある脅威になっていくだろ う」と述べ、「全般的にブラックベリーからiPhoneやiPadに 一斉にシフトする動きが見られる」と指摘した。

JPモルガンの広報担当者、ローレン・フランシス氏はコメント を控えた。カウフマン・ブラザーズのアナリスト、ショー・ウー氏は 「ウォール街を含めて多くの企業がiPadのビジネス利用を検討し ている」と述べ、「iPadの使いやすさや、従来のノート型パソコン に比べて価格がかなり魅力的なことがITマネジャーを引き付ける2 つの要素だ」と分析した。

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