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FRB議長:米経済成長率、失業率の押し下げには不十分

バーナンキ米連邦準備制度理事会 (FRB)議長は30日、米経済は失業率を「大きく」押し下げるほど 十分な速度で成長していないと述べ、長期にわたり失業中の人々への 懸念を示した。

議長はオハイオ州コロンバスで開かれた財界首脳との会合で、失 業期間が6カ月を超える失業者の割合は40%を超えていると指摘。 「これは非常にまれであるとともに、長期にわたって失業している人 は技能を失う傾向があるため、非常に気掛かりだ」と語った。

議長は同会合で、自動車メーカー、フォード・モーターのアラン・ ムラリー最高経営責任者(CEO)ら企業経営者の懸念に耳を傾けた。 今回の会合は11月3日の6000億ドル(約50兆円)の米国債購入決定 後、FRBに同プログラムの早期終了を求める政治的な圧力が強まる 中で開催された。

議長は今年、国内各地を訪問し公表を前提とした台本なしの討論 会を複数回実施しており、30日のオハイオ州コロンバスでの財界首脳 との会合や11月5日のフロリダ州ジャクソンビルでの学生との会合 などに出席している。11月2-3日の連邦公開市場委員会(FOMC) や10月15日の理事と地区連銀総裁のテレビ会議の議事録によると、 FRBはバーナンキ議長が定期的に記者会見を開くべきかどうかや、 部外秘の政策議論と当局者の公式発言をどこで線引きするかについて 検討を進めている。

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