コンテンツにスキップする

11月のドイツ失業者:17カ月連続減、18年ぶり低水準

ドイツの11月の失業者数は 1年5カ月連続で減少し、18年ぶり低水準となった。景況感の強 さを背景に雇用情勢の改善が続き、赤字削減で難航する周縁国との 差が浮き彫りになった。

独連邦雇用庁が30日発表した11月の雇用統計によれば、失 業者数(季節調整済み)は前月比9000人減の314万人と、1992 年12月以来の低水準だった。ブルームバーグがまとめたエコノミ スト31人の予想中央値は2万人減。失業率(季節調整済み)は前 月から変わらずの7.5%となった。

雇用増が内需を押し上げ、ドイツ経済の輸出依存を低下させる ほか、低迷しているギリシャやアイルランド、ポルトガル、スペイ ンの景気の下支えともなっている。独小売業界団体HDEは29日、 ドイツの年末商戦が素晴らしい滑り出しとなったと発表した。

ノルトLB(ハノーバー)のエコノミスト、マリオ・グルッペ 氏は「個人消費が大幅な貿易黒字と相まって、自律的回復を軌道に 乗せるとの期待は理にかなっている」と述べ、「現在のような堅調 な経済環境が続けば、消費者はさらに支出に前向きになるだろう」 と続けた。

ドイツのIfo経済研究所が24日発表した11月の独企業景 況感指数は、国内支出の増加を受け、過去最高に上昇した。期待指 数も過去最高を記録した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE