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アジア株:下落、欧州の債務危機拡大や中国利上げめぐる懸念で

30日のアジア株式相場は下落。 欧州の債務危機拡大への懸念や中国がインフレ抑制のため利上げすると の観測で、今月の上昇分を帳消しにした。半面、輸出関連株は、米国の 年末商戦で消費者の支出増加が示されたのを材料に上昇した。

中国2位の銀行、中国建設銀行は0.9%安。中国社会科学院のエコ ノミストが、インフレを抑えるためには2ポイントの追加利上げが必要 だと論説記事で主張したことが嫌気された。売り上げの約19%を中国 から得ているコマツも安い。一方、世界最大の小売り会社、米ウォルマ ート・ストアーズなどへの納品業者として最大手のリー・アンド・フォ ンは、香港市場で2.8%高。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時51分現在、前日比

0.8%安の128.59。指数構成銘柄のうち、値上がりと値下がりの割合 は約1対3。同指数は一時、同0.4%高と上昇していた。

この日の下げで同指数は月間ベースで0.6%安と、3カ月ぶりの下 落となる。中国当局はインフレ対策で10月に利上げを実施して以降、 今月は銀行に対する預金準備率を2回引き上げた。

サムスン・インベストメント・トラストのポーリーン・ダン最高投 資責任者(CIO)は「中国の金利はまだ低すぎる」と指摘。「どちら かと言えば、比較的早期に中国が金利を正常化するとみている。物価上 昇は同国経済により長期にわたって害を及ぼす」と語った。

日経平均株価の終値は188円95銭(1.9%)安の9937円4銭。

To contact the reporter on this story: Jonathan Burgos in Singapore at jburgos4@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Nick Gentle at ngentle2@bloomberg.net.

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