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富士ゼネ株2カ月ぶり高値、空調機好調とコスト減で利益上振れ期待

富士通系で、エアコンが主力の富 士通ゼネラル株が一時前日比7.2%高の434円と続伸。エアコン分野 の好調などを受け、今期業績は会社計画から大きく上振れる可能性が あるとし、JPモルガン証券では業績予想、目標株価を引き上げた。 株価の上昇余力を見込んだ買いが膨らみ9月21日以来、約2カ月ぶり の高値を付けた。

JPモルガン証の速水雅史アナリストは30日付のリポートで、下 期も空調機の好調な売り上げが見込まれることやコストダウンなどに より、今期(2011年3月期)業績は会社計画比で大幅な上振れを予想。 連結営業利益予想を従来の120億円から141億円に引き上げた。会社 側予想は110億円。

同証では、夏場に好調だった出荷実績、足元の状況から10年のル ームエアコン市場の需要予測を従来の6507万台から前年比13%増の 6783万台に上方修正。11年は、ことしの猛暑反動とエコポイント制度 終了の影響で国内では前年割れが見込まれるものの、「海外市場の拡大 とパッケージエアコンの回復によりカバー可能」との見方を速水氏は 示唆、前年比7.5%増の7295万株と予想した。海外では、米国以外の 新興国の普及率が低いなどの事情もあるという。

12年3月期の営業利益は149億円と想定、こうした見解を踏まえ て目標株価を従来の650円から720円に引き上げた。来期予想1株利 益を基準に、産業・民生エレクトロニクスセクターの平均PER11倍 から1ポイント割り引いた10倍を採用している。投資判断は「オーバ ーウエート」を継続。

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