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鳥インフル発生であすか薬株急騰、消毒薬特需期待-マスク関連も上昇

中堅製薬メーカーのあすか製薬の 株価が続伸。一時、前日比5.2%高の564円と、10月21日以来約1カ 月ぶりの高値を付けた。島根県安来市の養鶏場で高病原性鳥インフルエ ンザに感染したとみられる鶏が見つかったことから、畜農家を中心に消 毒薬を求める動きが広がるとみられた。

共同通信は30日朝、この問題を受けて、島根、鳥取両県が県内の すべての養鶏場を対象に感染の有無を調査すると報道した。調査対象と なる養鶏場は島根県で約30カ所、安来市と隣接する鳥取県で約90カ所。 飼育数は計約400万羽。

あすか薬法務広報部長の千葉公氏によると、同社の消毒薬は一般に 畜産動物の厩舎(きゅうしゃ)などで使われる。「現時点では、口蹄 (こうてい)疫の時のように消毒薬の引き合いがあるかどうかは分から ない」という。あすか薬が5日に発表した4-9月決算短信では、消毒 薬を含む動物医薬品分野の売上高は前年同期比2.5倍の16億3900万円 だった。

同社株のほか、ダイワボウホールディングスやシキボウなどのマス ク関連メーカーの株価も上昇。ヒトへの感染拡大などが警戒されること から、マスク需要の増加を見込んだ個人投資家とみられる買いが入って いるようだ。医療機関向けに感染管理事業を手掛ける大幸薬品が一時

6.7%高の1298円を付けたほか、ワクチン製造子会社を持つ電気化学工 業も一時2.7%高の380円。

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