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米ダイヤモンドバック、捜査に協力中-大陪審から召喚状

米連邦捜査局(FBI)の家宅捜 索を先週受けたヘッジファンド会社3社のうちの1社、ダイヤモンドバ ック・キャピタル・マネジメントは、連邦大陪審から召喚状を受け取っ た事実や、ニューヨークの連邦地検が進めている捜査に協力しているこ とを明らかにした。

コネティカット州スタンフォードに本拠を置く同社は29日付の投 資家向け書簡で、同社自体は捜査対象ではないと当局から告げられてお り、FBIの捜索の対象が休暇扱い中のポートフォリオマネジャー1人 に集中していたと説明。22日に同捜索の対象となったほか、先週に大 陪審から召喚状を受け取ったと記した。

この書簡でダイヤモンドバックの共同創業者であるローレンス・ サパンスキ、リッチ・シメル両氏は「捜索令状はポートフォリオマネジ ャーである従業員1人と、この従業員の部下だった元従業員に焦点を絞 っているようだ」と指摘した。書簡のコピーはブルームバーグ・ニュー スが入手した。

ヘッジファンドでは、レベル・グローバル・インベスターズとロッ ク・キャピタル・マネジメントも22日にFBIの捜索を受けた。イン サイダー取引捜査の一環で、ジャナス・キャピタル・グループとウェリ ントン・マネジメントも先週、当局に情報提出を要請された。

レベル・グローバルは投資家向け書簡で、23日に連邦地検当局者 と面会したことを明らかにし、29日に当局から同社が捜査のターゲッ トではないことを告げられたと説明。同書簡は「当社に対しては、いか なる不正に関与したとの疑いもない」としている。ブルームバーグ・ニ ュースは写しを入手した。

ホルダー米司法長官はこの日、司法省がウォール街の違法取引をめ ぐり刑事捜査を進めていることを認めた。長官は同省での記者会見でイ ンサイダー取引捜査に関する質問に答え、「捜査は継続中」で「極めて 深刻なものだ」と指摘。「詳細に言及するのは控えたい」とした上で、 ニューヨークの連邦地検が捜査にあたっていると述べた。

ダイヤモンドバックは同日、受け取った召喚状の内容は「他の多く の市場参加者が受け取ったものと似ている」と説明。連邦大陪審は「ト レーディングと調査活動に関する幅広い情報を求めており、当社は十分 に協力している」と続けた。

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