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サウジ国王がイラン攻撃主張、内部告発ウェブで判明-NYT(訂正)

サウジアラビアなどアラブ地域 の複数の政府は、イランの核兵器開発阻止を米国に促すことでイスラ エルに同調した-。内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」が公表 した米国の外交公電約25万点に基づく記事を、米紙ニューヨーク・ タイムズ(NYT、オンライン版)が28日に報じた。

同紙によれば、イランは北朝鮮から新型ミサイル19基を入手し、 モスクワや西欧の複数の都市を攻撃する潜在的能力を持った。同紙は オバマ米政権の要請を受け、北朝鮮のミサイルのイランへの売却交渉に 関する2月24日の公電の文章は掲載しないことに同意したという。

米当局は、今回の公表は外国政府との関係を危うくし、個人を危 険にさらすと非難。同紙によると、ウィキリークスは実際の外交公電 を自らのウェブサイトで順次公開する予定で、第一弾は28日に実施 する。

米国務省のニコール・トンプソン報道官はインタビューで、「ウ ィキリークスがメディアに示した情報の真相を明らかにすることはで きない」と言明。外部に漏れた特定資料についてコメントしないのが 同省の方針だと付け加えた。

同紙によれば、記事はウィキリークスが最初に入手した外交公電 25万1287点に基づいており、その中には機密扱いの1万1000点、 外国政府と共有するにはかなり慎重であるべき情報の入った9000点 が含まれるという。最高機密扱いのものはなく、多くは機密指定では ないとしている。

英ガーディアン、フランスのルモンド、スペインのパイスの各紙、 ドイツのシュピーゲル誌も情報を入手した。

グーグルへの侵入指示も

NYTによれば、サウジアラビアのアブドラ国王はイランへの攻 撃を頻繁に要求。時間はまだあるとしながらも、米国に「息の根を止 める」よう訴えた。2009年7月、当時アラブ首長国連邦(UAE)国 軍最高司令官だったアブダビ首長国のモハメド・ビン・ザイド・ナハ ヤン皇太子は、イランのアハマディネジャド大統領を「ヒトラーだ」 と断じたという。

オバマ政権は28日、在外大使館から米本国への報告は「率直で、 しばしば不完全な情報であり」、政策を表したものではないとの声明 を発表した。

NYTはこのほか、中国共産党政治局が米インターネット検索グ ーグルの中国国内のコンピューターネットワークへの「侵入」を指示 したとの情報を、北京の米大使館が1月に入手したことなども伝えて いる。

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