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米年末商戦:ネット売上高、07年以来で最大の伸びへ

今年の米年末商戦のネット売上高 は2007年以来最大の伸びを記録する勢いだ。オンラインショップは配 送の無料化や半額セールで消費者を呼び込んでいる。

調査会社コムスコアは先週、11-12月のオンライン売上高が11% 増の324億ドル(約2兆7000億円)に達する見通しを示し、従来の最 大9%増から上方修正した。感謝祭の次の月曜日である「サイバーマ ンデー」に当たる29日のネット売上高は初めて10億ドルの大台を突 破するもようだと、ジャニー・モンゴメリー・スコットのアナリスト、 ショーン・ミルン氏は指摘する。消費者がサイバーマンデーに買い物 をする傾向が強まっているためだという。

商務省が先週発表した統計を見ると、景気が後退局面から立ち直 り、雇用情勢が改善する中で、消費者は財布のひもを緩め始めている。 買い物客らがネットでの買い物に一段と満足感を感じるなかで、オン ラインショップも恩恵を受けている。米調査会社フォレスター・リサ ーチによれば、ネット売上高が小売売上高全体に占める割合は今年 7%と、昨年の6%から上昇する見通しだ。

コムスコアのジアン・フルゴニ会長は発表文で、「オンラインでの 年末商戦は極めて好調な滑り出しとなっており、われわれの従来予想 を上回っている」と指摘。「出足の良さは、シーズンの比較的早い段階 で小売業者側が積極的な販促活動を手掛けたことを反映するものだが、 それでもかなり勇気づけられる兆候だ」と述べた。

全米小売業協会(NRF)傘下のショップ・ドット・オルグによ ると、オンラインショップのほぼ9割がサイバーマンデー向けに特別 な販促を計画している。

米オンライン決済の約16%を手掛けると指摘するペイパルは、ニ ューヨーク時間29日午後2時(日本時間30日午前4時)現在で決済 件数が前年同期を21%上回っていると指摘した。

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