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新興市場債:11月は2年ぶり大幅安に、欧州債務や朝鮮半島情勢を懸念

11月の新興市場債相場は、月間 ベースで2年ぶりの大幅安となりそうだ。欧州債務危機の悪化懸念や 朝鮮半島の緊迫化が、高リスク資産の需要を低下させた。

ドル建て新興市場債の指標、JPモルガン・チェースのEMBI +指数は前月末に比べ2.9%低下し、リーマン・ブラザーズ・ホール ディングスの破たんが世界的な信用逼迫(ひっぱく)につながった 2008年10月以来の大幅な下げとなっている。今年これまでの上昇率 は13%。国別ではベネズエラの債券が5.2%下落。ブラジルとロシア も3%下がった。中国は0.9%安。

UOBアセット・マネジメントのファンドマネジャー、イムラン・ カーン氏(シンガポール在勤)は「投資家が欧州の問題と朝鮮半島情 勢を懸念する中、新興市場債はこのところ下落している」と指摘。「年 末が近いため、誰もリスクを取らないだろう。今年は大半の投資家が 利益を上げており、利益確定の動きが若干見られている」と語った。

EPFRグローバルが29日発表したデータによると、24日終了 週の新興市場債ファンドの資金動向は26週ぶりの売り越しだった。

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