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中国不動産会社のドル建て社債リターン、11月は下期初のマイナス

中国の不動産開発会社のドル建 て社債のリターン(投資収益率)が、11月に7-12月(下期)初の マイナスになった。中国人民銀行(中央銀行)が、不動産開発会社に よる銀行融資利用の制限と住宅ローンの伸び鈍化を図り規制を課した ことが響いた。

人民銀が国内銀に対し、潜在的な貸し倒れ損失に備える預金準備 を拡大するように命じたことを受け、バンク・オブ・アメリカ(BO A)メリルリンチのアジア・ドル建て社債指数に含まれる21の中国 不動産社債の11月のリターンはマイナス0.35%となった。同リター ンは7月にはプラス4.46%に達していた。

モルガン・スタンレーのクレジットストラテジスト、ビクトル・ ヨルト氏(香港在勤)は「信用の伸びは不動産開発会社に対し、直接 的には自社が利用する融資の面で、間接的には不動産購入者の住宅ロ ーン利用という面を通じて影響を及ぼす」と説明。「不動産開発会社 は、販売の改善を生かしてレバレッジの引き下げやバランスシート上 の流動性拡大を進めてきたが、今後はそれが悪化の方向に向かう可能 性がある」と指摘した。

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