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米銀は1060億ドルのコストに直面も、ローン債権買い戻しで-FBR

FBRキャピタル・マーケ ッツのポール・ミラー氏によれば、JPモルガン・チェースやバン ク・オブ・アメリカ(BOA)など米国の銀行は、540億-1060 億ドル(約4兆5500億-8兆9400億円)のコストに直面する 可能性がある。住宅ローン担保証券(MBS)の発行体に対し、欠 陥のあるローン債権の買い戻しを求める投資家が増えていることが 理由。

ミラー氏は9月、MBSの引受会社が440億-910億ドルの 損失に直面する恐れがあると試算していた。同氏は29日付の投資 家向けリポートで、試算額の増加は、負債の責任がMBSの発行体 に生じることを反映していると指摘。さらに、銀行が見込まれる損 失について一段と情報を開示していることも反映させたと説明した。

同氏は「予想額のレンジが過度に広いことや、大半の読者が銀 行業界の最も可能性の高い損失予想額としてこのレンジの上限を選 ぶことは承知している」と解説。「最終的には、多くの投資家が予 想するほど損失は深刻にはならないとわれわれは考えている。また、 買い戻しによる損失はわれわれの最悪のシナリオでも管理可能なは ずだ」と加えた。

ミラー氏は、JPモルガン、BOA、シティグループ、ウェル ズ・ファーゴが「最大の損失リスク」を抱えており、業界全体の損 失の40%を占める可能性が高いと記した。

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