コンテンツにスキップする

米JPモルガン、ウェルズ:ホテル向け融資拡大-業界回復(Update1

米銀のJPモルガン・チェースと ウェルズ・ファーゴがホテル業界向けの融資を増やしている。商業不 動産融資の中でも、同業界向けの融資の回収率が高いことが背景だ。

ニューヨークの不動産情報提供会社トレップによれば、不良債権 化したホテル向け融資の損失は今年1-9月で約53%。これに対して 小売業界向け不動産融資は63%、工業向け62%、集合住宅向け61%、 オフィス向け57%と高くなっている。

格付け会社フィッチ・レーティングスは5日、ホテル業界の回復 が米商業不動産融資を担保とする証券での不履行が10月にほぼ3年 ぶりが減少したことに寄与したとするリポートを公表している。同業 界回復でホテル不動産の評価額が上がり、金融機関は融資に再び力を 入れている。

ウェルズ・ファーゴの接待業向け銀行業担当者、クリストファー・ ジョーダン氏は電話インタビューで、「ホテル業界向けの融資は今、特 に魅力的だ。今は上向く時期の最初だ」と話した。

スミス・トラベル・リサーチによれば、全米25大市場でのホテル の客室稼働率は今年1-9月に65%と、前年同期の61%から上昇。客 室当たりの収入は6.3%増の75.79ドル(約6365円)となった。

JPモルガンの商業不動産グループ資本市場責任者、ジョン・ス トレイン氏は、「ホテル向け融資を確実に進めている」と説明、収入と 客室稼働率の「トレンドは全米で非常に力強い」と語った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE