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北朝鮮擁護で中国は代価も-日米韓との経済・外交関係損ねる恐れ

中国の北朝鮮擁護の姿勢は代価を 伴いそうだ。日米韓という中国の主要貿易相手国との関係を悪化させ、 日韓の米国との同盟強化につながりかねない。

中国は、北朝鮮による韓国砲撃に対する非難を控える一方、黄海 で28日始まった米韓合同軍事演習をけん制。先週の北朝鮮による砲 撃で、韓国側では民間人を含め4人が死亡した。

中国は過去30年で国内総生産(GDP)が90倍以上となり、世 界2位の経済大国にまでなったが、胡錦濤国家主席は北朝鮮問題で経 済的利益よりも政治的立場を優先している。日米韓の3カ国はそろっ て、中国に対し北朝鮮に自制を促すよう求めている。

米ブルッキングズ研究所ジョン・L・ソーントン中国センターの ディレクター、ケネス・リバサル氏は「中国指導部は非常に慎重だ。 韓国と日本、米国、オーストラリアとの関係で極めて高い代償を払っ てでも、北朝鮮を支えようとしている」と話した。

中国政府の主要な目標は、金正日(キム・ジョンイル)総書記率 いる北朝鮮の崩壊を防ぎ、地域の安定を維持することだ。

米戦略国際研究センターの上級顧問で、ブッシュ前米政権で国家 安全保障会議(NSC)のアジア担当上級ディレクターを務めたこと もあるマイケル・グリーン氏は「中国は短期的には北朝鮮崩壊に伴う 難民と混乱を懸念している」と指摘。その上で、「長期的には朝鮮半 島で人口7500万人の強力で近代的な統一国家が国境に沿って誕生す る影響を恐れている」と語った。

--Michael Forsythe, Peter S. Green. With assistance from Joshua Zumbrun in Washington. Editors: Ken Fireman, Bill Austin

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 笠原文彦  Fumihiko Kasahara  +81-3-3201-3761 fkasahara@bloomberg.net Editor:Akiko Kobari 記事に関する記者への問い合わせ先: Michael Forsythe in Beijing at +86-10-6649-7580 or mforsythe@bloomberg.net; Peter S. Green in New York at 1-212- 617-6758 or psgreen@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Bill Austin at +81-3-3201-8952 or billaustin@bloomberg.net; Mark Silva at +1-202-654-4135 or msilva34@bloomberg.net

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