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エーザイ株は5日続落、米国で主力アリセプトの後発薬登場の報道

国内医薬品4位のエーザイ株が一 時、前週末比1.3%安の2862円と5日続落。主力のアルツハイマー型 認知症治療薬「アリセプト」の米国特許が前週末に満了、インドの大 手医薬品メーカー、ランバクシー・ラボラトリーズが29日にも同薬の ジェネリック(後発医薬品)を発売するとの観測が浮上し、今後の収 益への影響を懸念する売りが先行した。

インドの経済専門ニュース局CNBC-TV18は27日、ファー マジア・ニューズのリポートを引用する形で、ランバクシーがアリセ プトのジェネリックを29日にも米国で販売を開始すると報道した。同 報道に対し、ランバクシー広報担当のクリシュナン・ラマリンガム氏 はコメントを控えている。

SMBCフレンド調査センターの高沖聡シニアアナリストは、こ の日のエーザイ株下落について、「米国発売の真否は確認が取れないが、 報道が嫌気されたようだ」との認識を示した。

また高沖氏は、今後の注目点について「11月以降、エーザイはア リセプト高容量製剤のプロモーションを一段と強化し、切り替えを推 奨しているため、実際の処方動向や売り上げ動向を注視したい」と述 べている。同調査センターによるエーザイ株の目標株価は2900円。「配 当利回りが5%程度と高く、下値はサポートされよう」と同氏はみる。

エーザイが10月28日の上期決算時に示した業績見通しによると、 今期(2011年3月期)のアリセプトの世界売上高は前期比3.2%減の 3125億円。このうち米国現地通貨ベースの売上高を同23%増の12億 ドルと見込んでいた。

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