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人民元預金の運用先確保目指す投資家、企業に「点心債」発行働き掛け

香港で中国人民元建て債券の供 給が不足する中、銀行や資産運用会社は元預金の運用先確保に向け、 起債の可能性がある企業と接触し元建て債発行を一段と増やすよう働 き掛けている。

香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)によると、9月ま での半年間で香港の元預金残高は2倍強の1490億元(約1兆8800 億円)に膨らんだ。一方、ブルームバーグが集計したデータによると、 香港で発行された元建て債券「点心債」は410億元に満たない。

インカム・パートナーズ・アセット・マネジメント(香港)のエ ミル・グイ会長は23日、香港からインタビューに応じ、「オフショ アの元建て債券市場が直面する最大の課題は供給問題だ」と指摘。 「当社は銀行数行と共に企業へ接触し、元建て債の発行を要請してい る。資金を集めた上で債券が提供されるのを待つのではなく、われわ れはより積極的にアプローチする」と語った。

同会長によれば、対象は投資適格級の発行体による債券に限定す る意向で、香港の長江実業や韓国のサムスン電子、インドのリライア ンス・インダストリーズなどの企業に打診する可能性があるという。

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