コンテンツにスキップする

日空ビル株が大幅反落、大規模空室と地代値上げ懸念-野村証は格下げ

日本空港ビルデングの株価が3日 ぶり大幅反落。大規模な空室の発生と、地代の値上げによる業績の先行 き不透明感が高まっている。株価は前日比5.4%安の1239円まで下げ、 6月8日以来の安値を更新した。

野村証券の大庭正裕アナリストは、25日に開催された決算説明会 で「新たに公表された大規模な空室の発生、地代の値上げの影響は小さ くない」などと指摘し、26日付で投資判断を「1(買い)」から「2 (中立)」、目標株価を1700円から1400円に引き下げた。

リポートによると、大手国内航空会社が11月末に退去し、9月末 時点に4.4%だった空室率が8.8%まで大幅に悪化する見通し。大規模 な空室の発生で、2011年3月期に4億円、12年3月期で11億円の営業 減益要因になるという。

このほか、国による地代(国有財産一時使用料)の値上げで、会社 側は11年3月期に5億円程度の経費を計上する見通し。ただ、「現段 階では国が正式に決定しておらず、12年3月期以降に値上がりとなる 可能性も残されている」と、大庭氏は指摘する。

野村証は、11年3月期の連結営業利益予想を69億円から53億円、 12年3月期は82億円から63億円、13年3月期は104億円から86億円 に下方修正した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE