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ギリシャ向け緊急融資の返済期間、4年半延長へ-当局が早急に検討

欧州がアイルランド向けに期間7 年半の金融支援を承認したことを受け、ギリシャ向け緊急融資の返済期 間がさらに4年半延長される見通しとなった。

ギリシャは5月、債務のデフォルト(債務不履行)回避に向けてユ ーロ圏と国際通貨基金(IMF)から期間3年の融資1100億ユーロ (約12兆3000億円)の承認を受けた。一方、ユーロ圏財務相会合は 28日、アイルランドに対して期間7年半で850億ユーロの融資パッケ ージを承認。「ギリシャ向け融資の返済期間をアイルランドに合わせる 必要があるかどうか早急に検討する」と表明した。

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会のレーン委員 (経済・通貨担当)はブリュッセルの会合後、「ギリシャの融資返済能 力をめぐり依然として残るいかなる疑念も取り除かれるだろう」と述べ た上で、この措置がギリシャの「債務の持続可能性」を保証することに 役立つとの認識を示した。同措置については同国政府と事前に協議する としている。

ギリシャの今年の経済成長率はマイナス4.2%、来年はマイナス 3%と予想されており、パパンドレウ政権は税収の落ち込みで当初設定 された返済計画を順守できない可能性がある。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)の先月15日の発表に よれば、ギリシャの2009年の財政赤字は対国内総生産(GDP)比で

15.4%に修正され、この結果ユーロ圏で最悪となった。これを受けて ギリシャ政府は、今年の財政赤字が対GDP比で9.4%になり、5月に 合意した当初目標の同8.1%を上回るとの見通しを示している。来年は 同7.4%を見込む。

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