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11月のユーロ圏景況感:3年ぶり高水準-ドイツがけん引

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11月のユーロ圏景況感は勢 いを増し、3年ぶり高水準となった。ソブリン債危機の拡大が景気 回復の妨げになるとの懸念があるものの、ドイツの輸出主導型の景 気拡大が景況感を押し上げた。

欧州連合(EU)の欧州委員会が29日発表した11月のユー ロ圏景況感指数(速報値)は105.3と、10月の103.8(改定前 =104.1)から上昇。これは2007年11月以来の高水準。ブルー ムバーグ・ニュースがエコノミスト26人を対象にまとめた調査で は、中央値で105への上昇が予想されていた。

11月のドイツ景況感指数は過去最高を記録。欧州の各国政府 は28日、市場混乱の沈静化に向けて、アイルランドに対する850 億ユーロ(約9兆4340億円)の緊急支援策で合意した。

INGグループのシニアエコノミスト、カルステン・ブルゼス キ氏(ブリュッセル在勤)は「経済に大きな影響を及ぼすには、ア イルランドは小さ過ぎる」と述べ、「輸出の勢いは弱まるかもしれ ないし、周縁国は緊縮策の打撃を受けるだろうが、主要国の景気回 復は引き続き堅調だ」と続けた。

11月は製造業の景況感が0.9と、前月のゼロから改善、サー ビス業は10.2で前月の8.1から上昇した。欧州委が同時に発表 した11月の消費者信頼感指数改定値はマイナス9.4(速報値=マ イナス9.5)と、10月のマイナス10.9から改善。一方、建設業 の景況感はマイナス26.4(前月はマイナス25.4)に悪化した。

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