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中国株(終了):3日ぶり下落-インフレ抑制策強化の観測が再浮上

中国株式相場は3日ぶりに反落。 上海総合指数は3週連続の値下がりとなった。政府がインフレ抑制策 を強化するとの観測が再び広がった。

政府が来年の新規融資目標を今年よりも引き下げる可能性がある と上海証券報が報じたことを受け、銀行株や不動産株が軟調だった。 中国工商銀行(601398 CH)は1.6%安、不動産開発で中国最大手の 万科企業(000002 CH)は2%安。同2位の保利房地産集団 (600048 CH)は3.1%下げた。

銅生産の江西銅業(600362 CH)が2.7%の値下がり。上海先物取 引所が金属取引の投機を制限する措置を取ったことが影響した。一方、 酒造会社の貴州茅台酒(600519 CH)は2.1%高。生活必需品メーカー の業績は引き締め措置の影響を乗り切れるとの見方が背景にある。

上海坤陽投資管理のファンドマネジャー、戴明氏は「政府が新規 融資や経済成長の目標など、来年の経済政策の基本方針を示すのを投 資家は待っている」と指摘。「見通しがより明確になるまで、大型の 景気循環株のパフォーマンスはそれほど良くないだろう。現時点では、 消費関連や医薬品株を買うのが賢明なディフェンシブ戦略だ」と述べ た。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動し ている上海総合指数は、前日比26.56ポイント(0.9%)安の2871.70。 今週1週間では0.6%下げた。上海、深セン両証取のA株に連動する CSI300指数は、前日比0.9%安の3194.85。

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