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【個別銘柄】消費者金融、不動産、シプヘル、鉄鋼、津田駒、インデク

株価変動材料の出た銘柄の終値は 以下の通り。

消費者金融株:プロミス(8574)が前日比12%安の461円、アイ フル(8515)が7.6%安の73円、アコム(8572)は3.7%安の951円。 UBS証券の藤木彩アナリストは25日付リポートで、アコムの利息返 還請求件数が10月に1万3800件と、9月の9500件から急増したこと に着目。アコムは利息返還請求件数の「計上タイミングが他社比早い傾 向がある」とし、その先行的な指数が悪化していることは「過払い返還 請求増加の兆しか、今後の動向に注意が必要だろう」と述べている。

不動産株:三菱地所(8802)が2.1%安の1424円、住友不動産 (8830)が2.3%安の1803円など。ゴールドマン・サックス証券の岡 田さちこアナリストが26日付リポートで、今年最大の不動産売買案件 と言われていた品川シーサイドフォレストのJT保有3物件の売却が不 調に終わったことについて、「この売買によりキャップレートの低下や 活発な不動産投資の始まりを期待する投資家も少なくないと見られてい ただけに、ネガティブであろう」と述べている。

シップヘルスケアホールディングス(3360):7.1%高の937円と 急反発。医療機関の設備投資意欲の高まりで、受注拡大への期待が広が った。野村証券では、2013年3月期の連結営業利益100億円達成が視 野に入ったとし、25日に投資判断「買い」を継続、目標株価を1180円 から1600円へ引き上げた。会社側の11年3月期の営業利益予想は前期 比11%増の63億円。

鉄鋼株:新日本製鉄(5401)が2.5%高の283円、JFEホールデ ィングス(5411)が1%高の2716円など。大和証券キャピタル・マー ケッツ金融証券研究所の西村由美次長は、「欧州の財政不安が和らぎ、 米国のクリスマス商戦への期待感もある中、世界景気に敏感な出遅れ業 種の位置付けで買いが入った」と見ていた。東証1部鉄鋼指数の前日ま での年初来騰落率はマイナス17%と、TOPIXのマイナス4.2%を大 きく下回る。

津田駒工業(6217):10%高の148円。売買高は618万株と、約 10カ月半ぶり高水準に膨らんだ。ブルームバーグの株主検索機能で見 ると、米投資会社ブラックロック系のファンドやシティグループ・グロ ーバル・マーケッツなどが、10月に津田駒株の空売り比率を引き上げ ており、こうしたファンドなどによる買い戻しが入った可能性がある。

トランスジェニック(2342):ストップ高(制限値幅いっぱいの上 げ)となる7050円(16%)高の5万400円。尿中サンプルでがんを診 断する新規バイオマーカー(疾病などを評価する指標)関連技術のライ センスを中国企業に供与する、と25日に発表。中国での事業化や将来 的な収益寄与が期待された。

住友化学(4005):1.1%高の364円。溶液重合法スチレンブタジ エンゴム(S-SBR)製造プラントをシンガポールに建設することを 決定した。成長分野の環境対応タイヤ向け材料の生産拡大に加え、シテ ィグループ証券による収益力に比べ株価は割安、との指摘も支援材料に なった。

良品計画(7453):1.5%安の3265円。3-11月期の連結営業利 益は前年同期比18%減の100億円前後になりそう、と26日付の日本経 済新聞朝刊が報じた。衣料品販売の低迷で「無印良品」の既存店売上高 が落ち込んだという。

ディー・エヌ・エー(2432):2.4%安の2491円。短期的な利益見 通しは良好だが、成長ペースの鈍化は投資対象として魅力に欠けるとし て、JPモルガン証券は25日付で、投資判断を新規に「アンダーウエ ート」、目標株価を2200円に設定した。

山梨中央銀行(8360):3.5%高の357円。発行済み株式総数の

1.09%に当たる200万株、金額で8億円を上限に自社株買いを実施する と25日に発表。株式需給の改善を期待した買いが優勢となった。取得 日程は12月1日から11年3月23日まで。

インデックス・ホールディングス(4835):13%安の3935円。前 日までの5営業日の上昇率は5割と、ジャスダック指数採用998銘柄中 で4位。週末を迎え、損益確保の売り圧力にさらされた。同社は25日、 落合善美副社長が社長に昇格し、同氏の配偶者である落合正美会長兼社 長は会長に就任する人事を発表していた。

FCレジデンシャル投資法人(8975):6.8%高の28万5000円と 大幅続伸。大口投資主であるエスジェイ・セキュリティーズから、投資 法人の解散を目的とした投資主総会の招集請求を受けた、と24日に発 表。同社の投資口価格純資産倍率(PBR)は0.62倍と、解散価値と される1倍を下回っており、仮に解散された場合には資産売却で利益が 出るとの見方から、連日で買いを集めた。

エア・ウォーター(4088):1.1%高の1019円。昭和電工(4004) とエレクトロニクス分野向け特殊材料ガスを製造する合弁会社を設立す ることで合意した、と25日に発表。12月中の設立を予定。合弁会社で はCIGS型太陽電池パネルの光吸収層の成膜に必要なセレン化水素の 生産設備を設ける。年産能力は40トンで、11年6月から操業を開始す る。昭電工は0.6%高の172円。

エルピーダメモリ(6665):3%安の1020円。今月4日に付けた 年初来安値(716円)から前日高値(1087円)までに5割超上昇してお り、短期過熱を警戒した売りなどが優勢だった。同社は、台湾での預託 証券の上場に伴い、株式を発行すると25日に正式発表。調達金額は 101億円(手取概算額)で、次世代DRAMの研究開発に充てる。

日本空港ビルデング(9706):1.3%高の1310円。三菱UFJモル ガン・スタンレー証券が25日付で、投資判断を「中立」から「アウト パフォーム」に引き上げた。

興研(7963):3.7%高の753円。12月1日付で適格退職年金制度 を廃止し、全額を確定拠出年金制度の給付とする、と25日に発表した。 制度変更により、今期(10年12月期)に約2億2200万円の特別利益 を計上する見通し。

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